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秋田県内の河川では7月1日以降相次いでアユ釣りが解禁となるが、センター
が4月から6月にかけて実施した調査結果から予想された今期のアユの状況につ
いて紹介する。
河口域(船越水道)では出現時期はやや遅い(遡上のピーク出現時期が1旬程
度遅い)が、出現尾数(1網当たりの入網尾数=CPUE6.8尾、17年8.2尾、16
年1.3尾、15年1.8尾、それ以前※12.5〜23.3尾)はやや少なめ、大きさ(5月下
旬で平均体長57mm、12〜17年同期は58〜61mm)はほぼ平年並みと考えられた。 また、県北部の河川(米代川支流常盤川)で確認したアユは投網1回当たり2.9尾
で、かなり高水準であった平成12〜14、17年(同4.2〜6.6尾)に比較すると少な
いが、極端に悪かった15〜16年(同0.2尾、0.3尾)よりははるかに多く、遡上量
は平年並み以上と考えられる。さらに、調査地点別の採捕状況から予測した上流
域への移動ペースは、若干遅めであった昨年とほぼ同様(阿仁川根小屋頭首工を
通過するピークは6月20日以降)と見られる。
一方、県内の各河川に放流されたアユは合計約9.2トンで、昨年よりも若干少
なかった。また、水温上昇の遅れから、放流時期は例年より2週間程度遅めとなった。
アユが順調に生育するためには一定以上の水温と日照時間、安定した水量が望
ましい条件であるが、長期予報によると「7・8月は気温、降水量ともに平年並
み」となっており、気象条件は悪くないと予想される。
以上のように、今期のアユ漁は、上流部では盛期がやや遅くなる可能性がある
他は、大きさ、量とも平年並みまたはそれ以上と考えられる。
一方、山形県の調査結果では遡上時期はやはり遅め、遡上量は平年並みまたは
それをやや下回る水準とのことである。
※船越水道では、防潮水門工事の影響で、平成14年以降調査地点が変わったため、
曳網し難い状況となり採捕尾数は減っている。
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